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子どもの生活 [3〜5歳のお子さん]

■おやすみなさいの前に

 寝る前のお決まりとして絵本を読んであげましょう。単純なお話をゆっくり静かに繰り返しましょう。

○繰り返しを楽しむ

 子どもはお話でも遊びでも繰り返しが大好きです。大人にしてみれば「好きねえ」「またなの」「いいかげんにして」と腹を立てたくなるほど同じことを何度も楽しみます。「こんなに繰り返してうちの子はどうかしているんじゃないかしら」などと思ってはいけません。子どもは繰り返すことで自分の得た知識や体験を再確認して自己の学習を深めているのです。お父さんやお母さんはわが子の発達を支援するために、気を長く持ち、この繰り返しに付き合う姿勢が大切です。新しい遊びを無理に考えることはありません。子どもは好きなことは何回でも繰り返し楽しみます。思った通り繰り返されることでワクワクします。そしていつの間にか次の楽しいことを見つけ出すのです。

■気になる子どもの癖や症状

 子どもの癖や症状はどうしてもやめさせなければならないことではありません。むしろ無理にやめさせようとすると、子どもの意識が注意されたことに集中して緊張しかえってひどくなる場合があります。あまり気にせず、子どもにも気にさせないことが大切です。
 しかし、子どもの心に不安やストレスを与えている原因を考えてみることはとても大切です。
 行動範囲が広がり、周囲への好奇心と同時に不安も大きくなる時期です。温かい親の愛情を注ぎ、スキンシップや会話を持つ等して、子どもに安心感を与えてあげましょう。また遊び等に夢中になっているときは癖や症状は出にくいので、何か興味があることをさせるのも一つの方法です。

○指しゃぶり

 よく見られる癖です。赤ちゃんは指をしゃぶるのが好きで、その癖が3歳頃まで続くことがあります。心配する必要はありませんが、どうしても気になるなら、子どもの関心を他のものに移して、指を口から離す機会を多くします。大抵はある時期になると自分からやめてしまうものです。

○チック

 顔をしかめたり、目をパチパチさせたり、口を曲げたりなどの動作を繰り返す癖のことです。子どもの心の中の不安や不満等があって起こる場合があります。普段の生活の中で何か気のつくことはないか考えて、専門家に相談してみてください。

○どもり

 この時期の子どもは、どもるようになることがよくあります。口の周りの筋肉よりも頭の発達が早いために、あれもこれもしゃべろうとする気持ちが先走りするためです。しかし、これは一時的なものなので、話す能力が身につくようになれば自然に治ります。どもることを注意せずによく聞き、会話の相手になってあげることが大切です。

○おねしょ

 幼児期に見られるおねしょは発達の過程で見られる生理的なもので心配ないと考えられます。「起こさず、怒らず、焦らず」を3原則にして、あまり神経質にならず、少し気長に見守っていきましょう。

・ 親は後始末にイライラしたり、何か病気ではないかと気になったりするものですが、もっと落ち込んでいるのは当人のはずです。叱ったり、からかったりするのはやめましょう。
・ おねしょをやめようとして、寝ている子をわざわざ起こしてトイレに立たせたりすることは逆効果です。
・ 寝る前に水分をとるのを控えめにする、就寝前にゆっくり入浴する、布団を暖めておく等が有効なこともあります。
・ 小学校高学年になっても毎晩おねしょを繰り返すようなら、一度専門医に診てもらいましょう。

○弟や妹ができたときは

 弟や妹ができると、上の子どもが急に赤ちゃん言葉を使い始めたり、ハイハイを始めるなど「赤ちゃん返り」をすることがあります。お母さんの愛情を独占できなくなったため、身体全体で甘えたいと訴えているのです。そんなとき「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから」と上の子どもを大人扱いしたり、比較したりするのは絶対に避けましょう。「駄目な子」と決めつけられた子どもは自信を失い、自主性や積極性をなくしてしまいます。子どもはスキンシップや会話など十分な親との関わりの中で、不安な心や欲求不満を解消し、自然に弟妹をかわいがるようになっていきます。

■お手伝いのすすめ~子どもの自立心を育てよう

 3~5歳くらいの子どもでも、自分でできることが増えてきます。まだひとりでするには時間がかかってしまうこともあるかもしれませんが、すぐに手を出さずにゆっくり待ってあげてください。
 また、子どものできそうなお手伝いを日々の生活の中に取り入れていきましょう。お手伝いをすることで、自分もできるんだという自信や自分から進んでしようという意欲が生まれます。そうすることで、人と協力することや責任を持つことの大切さも分かるようになります。子どもが集団生活をしていくうえで、とても大きな力となっていくでしょう。

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